那覇市立曙小学校での放課後学習ボランティア
2019/03/06(水)
沖縄県那覇市にある育英義塾教員養成学院では、心理教育学科(明星大学通信教育部1年次2年次)の学生が、那覇市立曙小学校での放課後学習ボランティア活動を行っています。
1年間、学習支援ボランティアを続けての学生の感想を掲載いたします。
心理教育学科 1年 国吉蓮伽
一年間ボランティアを通して、児童に対する接し方や教え方などを学びました。また、児童に教えた際に「意味が分かった!」「ありがとう」などという言葉を貰い、やりがいを感じました。曙小学校のボランティアをして本当に良かったです。
ボランティアでは、私たちが分かりやすいように、児童一人一人に名札を付けたりくださり、子どもとの交流がしやすくなり、とても助かりました。中にはクラスでは手のかかる子がいるようでしたが、ボランティア活動中では、思ったほど手がかからなく、困ることが一切ありませんでした。皆とても賢くて、少しヒントを与ええるだけで答えを導き出すので驚きました。
ボランティアを始めた頃は、自動車学校や慣れないレポートに追われてしまい、あまり参加することができませんでしたが、2年生からは少し時間に余裕ができるので、できるだけ毎回参加し、児童にも「ボランティアの人だ」ではなく名前で呼ばれるよう頑張りたいです。
心理教育学科 1年 石原凪紗
寺子屋で色々な学年の児童と関わることができて、本当に貴重な体験ができ たと思います。私は低学年の児童に教えることが多く、そのなかで、自分で答えを考えてもらいたかったので、ヒントだけ教えていましたが、その伝え方がとても難しく、大変だと感じました。
しかし、時間がたつにつれて、この児童にはこういう伝え方をしようとか、こういう表現を使ってみようとか、色々イメージを膨らませて伝える努力をすることができるようになったかなと思います。そして、私は寺子屋に参加してみて、「わからない」を「わかる」にしてあげることの難しさや、児童ができたときの喜びが自分のことのようにうれしいと思えることを実感しました。
また、児童との向き合い方や教えるときの言葉の使い方などを学ぶことができました。教師を目指す学生として、1年生のうちから実際に児童と関わることができたので、これを自分の成長の糧として、これから頑張っていきたいと思います。
心理教育学科 1年 東江楓子
今回、曙小学校さんでのボランティア活動、「寺子屋」に参加できたことが、私にとても濃く、大きな体験・経験になりました。子ども達と実際に関わることができ、勉強を教えることの楽しさや面白さ、その中でも学年によって伝えることの難しさを実感することができました。
また私自身、教育に対しての気持ちが大きく変化した1年間となりました。最初は、児童は真面目に私と接してくれるのか、勉強のサポートがしっかりできるのだろうかと不安ばかりでいました。
しかし、初めての顔合わせの時点で、曙小学校さんはみんな良い子ばかりだと確信しました。この日からボランティアに行くのが楽しみになっていました。私自身の反省点として出席状況が良くなかったので、もっと参加して子どもたちと関わって、教育現場を体験するべきだったと思っています。まだまだ未熟な部分ばかりですが、子どもたちは真剣な姿勢・目線で取り組んでくれる子が多く、すごくやりがいを感じることができました。
今年も 1 年間、多くの体験・経験をさせていただき、本当に感謝の気持ちでいつばいです。また、来年も「寺子屋」が開催されることを心から望んでいます。次回までに、私自身のスキルをアップさせて「寺子屋」に参加します。 1 年間、本当にありがとうございました。
放課後学習ボランティア活動に参加した学生達は一様に、子どもとの関わり方や指導の仕方などを学ぶことができ、目標に向かって一歩前進したようです。
4月からは2年次に進級するみなさん!
2年次では、明星大学でのスクーリングや介護等体験など、より成長できる機会を得るはずです。
その機会を真剣に捉え、一人一人がより成長できるよう、頑張ってほしいと思います。
また、学習支援ボランティアでお世話になっている那覇市立曙小学校の校長先生や教頭先生はじめ、諸先生方、1年間本当にお世話になりました。次年度もご指導のほどよろしくお願いいたします!