保育福祉学科 卒業式答辞
2019/04/17(水)
平成31年(2019年)3月17日(日)に保育福祉学科の卒業式がありました。
保育福祉学科卒業生代表の金城和枝さんが答辞を読みました。
答辞の全文を以下に紹介します。
本日は、私たち卒業生のために、厳粛な中にも、心温まる式を挙行していただき、誠にありがとうございます。
また、お忙しい中ご臨席くださいました近畿大学九州短期大学 事務長 勝田史郎 様、ならびに諸先生方、ご家族の皆様に、卒業生を代表し、厚くお礼申し上げます。
振り返れば三年前、不安と期待を胸に、入学式を迎えたことを、昨日のように思い出します。
私は、人生でやり残したことをやってみたい!悔いのない人生を送ろう!と強く思い、御校へ入学して参りました。夫も「人生は一度きり、やりたい事をやればいい」と背中を押してくれました。
クラスの皆は、年の差も感じさせないほど、仲良くしてくれ、実習やレポート作成などつらい時も、共に学び、共に励まし、充実した学生生活を送ることができました。
とてもすばらしい先生方にも恵まれ、教科書だけでなく、人生で大切なことも沢山学ぶことができました。
入学当初、膨大な教科書を受け取った時は弱気になりましたが、先生方から、「みなさんは、沖縄の未来を担う子ども達を育てる 大切な努めがある! その為にも自分自身をみがき、質の高い保育しなければならない」と、力強く激励されました。私は、その言葉に感銘を受け、身の引き締まる思いで、学業に打ち込むことができました。保育原理や心理学など、教育の大切さを知り、学ぶ喜びを味わい、教育は私のかけがえのない財産となりました。
これから私たちは、人間形成の基礎を培う保育の仕事に誇りを持ち、現場へと旅立ちます。「質の高い保育」。いま改めてこの言葉を噛みしめ、これからも学び続ける努力をすることを、ここに決意致します。
最後になりましたが、今日まで、私たちを温かく励まし、ご指導して頂いた 学院長そして諸先生方、また様々な面において支えて下さった 職員の皆様、友人、家族に、心より感謝申し上げます。
本日は、ご臨席くださいまして誠にありがとうございました。
皆様のご健康と、育英義塾教員養成学院の更なるご発展を祈念して、答辞とさせていただきます。
平成31年3月17日
卒業生代表 金城 和枝