令和4年度保育福祉学科卒業式
2023/03/15(水)
令和5年3月12日に令和4年度保育福祉学科卒業式を行いました。卒業生を代表して柴引さんが答辞を読み上げました。
答辞
春寒も緩みはじめ、日ごとに春らしい陽気が感じられる今日、私たちは3年間の学生生活を終え、卒業の日を迎えることとなりました。
本日は、私たち卒業生のために卒業式を催して下さり、誠にありがとうございます。
また、お忙しい中ご列席くださいました福本学院長はじめ、根間先生、職員の我如古さん、ご家族の皆様に卒業生を代表し、厚く御礼を申し上げます。
振り返れば、3年前、世界中に未知のウイルスが蔓延したことで、私たち新入生は入学式もなく、最初の講義も動画でのスタートとなり、とても不安だったことを思い出します。徐々に対面での講義も始まり、クラスメイトとも次第に打ち解けていきました。今では歳の差を感じさせないほど仲良くなり、共に学び、共に励まし、充実した学生生活を送ることができました。
ご指導頂きました先生方にも恵まれ、教科書だけでなく、実際に経験された貴重なお話を聞くことができ、様々な事柄を学ぶことができました。
すでに保育に携わっているクラスメイトもおり、保育現場の状況を聞くことで、少しずつですが保育士という仕事のイメージができるようになりました。
これまで経験したことのない濃密な三年間は、私にとってかけがえのない財産となり、あっという間の三年間だったと感じています。
これから私たちは、保育現場へと旅立ちます。保育士としての道は決して平坦ではありませんが、3年間で学び、経験した事を糧として進んでいきます。
また、保育士としての誇りを持ち、「質の高い保育」を全ての子どもへ提供できるよう、今後も学び続ける努力をすることを決意いたします。
最後になりましたが、今日まで、私たちを温かく励ましご指導していただいた学院長をはじめ、諸先生方、様々な面において支えて下さった事務局の皆様、そして、ご家族、友人に心から感謝申し上げます。
育英義塾教員養成学院の更なるご発展と先生方、在校生、ご家族の皆様のご健康とご活躍を祈念し、答辞といたします。
令和5年3月12日
卒業生代表 柴引 綾乃